スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
トラックバック
トラックバック送信先 :
コメント

[脚質の使い方]…競馬新聞の見方5

 競馬新聞の見方…今回は「脚質」はどう使うのか。脚質[キャクシツ]というのは、その馬がレース中にどの辺りの位置に位置取るのかを4種類にわけたものです。

 先頭を行く「逃げ馬」。逃げ馬を目標に追いかける「先行馬」。逃げを目標にせずゆったり進む「差し馬」。一番後ろから追いかける「追い込み馬」。脚質はこの「ニゲ・センコウ・サシ・オイ」の4種です。新聞での表記は
 逃げ ・・・▶ ・・・➡ 
 先行 ・・▶・ ・・➡・
 差し ・▶・・ ・➡・・
 追い ▶・・・ ➡・・・ などなど
あと他に好位差し[コウイザし]や自在など。

 [好位差し]は、先行と差しの幅を持たせた中間の様な脚質で、先行馬が多ければ差す、少なければ前に行くというような、かなり能力が高く融通も効く限られた馬しか使えない戦法です、この脚質が書かれている様な馬は周りに合わせて対応出来る安定感のある馬です。
 [自在]はちょっと誤魔化しの入ったような脚質で、本来の意味は逃げる事も出来るし馬群の中で走る事も出来るし、最後方から直線だけで飛んでくる事も出来るという、脚質としては完全無欠な聞こえですが実際はマヤノトップガンクラスでない限り、これという特徴がなくどれも得意じゃない子が自在と書かれる事があるので、G1クラスで有名な馬以外は一概に信用はできません。

理由は後述していますが、脚質は新聞によって違います。

 話を戻して、最初に結論を(笑)…脚質は何に使うのか。脚質は、レース展開を予想しどの馬に展開の利があるのかを探すのに使います。簡単に見るだけなら逃げ馬の数を数えましょう。

ハイペース
 逃げ馬が2頭以上いると「俺が先頭だ」「いや、俺が先頭に立つ」と先頭争いが激化し、前を行く馬のスピードが極端に速くなる事があります。すると逃げについていきたい先行馬もスピードを上げ、全体のペースが速く、前の方にいる馬ほどペースが速いため疲れてしまい、後ろの疲れていない馬が勝ちやすい、後ろ有利のハイペース展開になります。

スローペース
 逆に逃げ馬が全くいない場合「お先にどうぞ」「いえいえ結構です」のように、譲り合いの結果、前を行く馬のスピードが極端に遅くなる事があります。すると逃げ馬についていく先行馬も先頭に立ちたくない為スピードを緩め、全体のペースが遅くなり、レース後半でも皆疲れていないため、少しでもゴールに近い馬、つまり前有利のスローペース展開になります。

 レースの見え方として、ハイペースだと馬群ができにくくバラけた展開になる事が多く、
スローペースだと固まった団子状態になりやすいと言われています。
 
 極端すぎるのであまり見たことがありませんが、例外に前有利のハイペースというのもあります。レースのペースがおかしくて後ろも含め、全馬バテてしまうとゴールに近い前有利になります。そんな前有利のハイペースになるなんてきっと誰も予想できないので、なったとしたら馬券当たる事だけ祈りましょう(笑)

 つまり新聞で見る脚質は、「ペースを予想し、レースのペースが遅くなりそうなら前にいく馬を、逆にペースが速くなりそうなら後ろからいく馬に注目する」という使い方をします。
 
簡単に言うなら以上。という事で、競馬新聞の見方6は脚質の使い方の応用編「展開」です。
ここまでで基本的な事は書きましたので、余計な事はいらない場合この先は必要ありません。


 この下は脚質を私なりの解釈で…

 脚質は基本的な事を知っていれば十分です。なぜなら、上記のどこでも聞ける内容で事足りると私自身が思っているからです。レースの外からこの馬はこう乗ってほしいと思っても、決めるのは馬主さんであり、調教師さんであり、最終的には騎手さんです。

 私が競馬を知った90年代前半、その何年か後に初めて脚質を意識した頃から現在では、脚質の解釈は違いますが使い方は変わっていません。脚質は「レースの流れを把握し、予想の精度を少しでも上げる為に使うもの」です。

 ●「新聞によって同じ馬なのに脚質が違う」という事について
 なぜこういう事がおきるのか…その理由は、競走馬が生まれた瞬間に脚質が決まるわけではなく、逃げる事が得意な馬だから「逃げ馬」と呼ばれる訳でもない。「騎手が」周りの馬から逃げるように乗ったから「逃げ馬」と呼ばれ、一番後ろから行くように乗ったから「追い込み馬」と呼ばれるという事が大きく関わります。
 
 例えば、あるレースを逃げて1着になった馬がいた場合、その馬に乗った「騎手が」そのレースで乗る馬を逃がしてみるかと思い、その様に乗って、レース中に先頭で走れたから「逃げ馬になる」。レース後に誕生するんです。

 ではなぜ騎手は、「逃げよう」と思ったでしょうか(指示があった場合の馬主、調教師の考え含む)。逃がそうと思った理由を「得意だから」だとしましょう。では「得意だ」と思った根拠はなんでしょう。
 例えば、スタートが抜群にいいから、スタートしてからのスピードのノリがいいから。
 例えば、道中で少々スピードを上げても最後までバテないから。
 例えば、近くや前に馬がいるのを怖がったり嫌がったりする馬だから。
 例えば、前に馬がいなくても気持ち良く走れる馬だから。
 例えば、乗る馬が強すぎてこの馬が好きに走れば勝てると思い好きさせただけ
そういう特徴の馬だから逃げたんです。

 そんな馬を騎手が逃がして、レース中先頭を走り、レースが終わった後にその馬を「逃げ馬」と呼びます。他の脚質も同じです。「そういう特徴の馬」だから騎手さんが「そう乗ってみて」、レースの後に「先行馬、差し馬、追い込み馬」と競馬新聞で書かれます。脚質は一つ重要な事に、騎手、調教師、馬主、そして新聞記者などの「人が決める」わけです。

 もう一つ重要な事は、競馬は「複数の馬が走る」という事です。レースなんだから当たり前ですが「逃げたい」と思う騎手が同じレースに複数いる場合、必然とその思惑が衝突します。
極端に言うと、もし18頭でレースをする際、18頭の騎手18人が全員「逃げたい」と思った場合、何頭の馬がそのレース後、次走の競馬新聞で「逃げ馬」と書かれるでしょうか。

 スタート直後にスピードMAX。ついていけない馬は、「追い込み馬」と書かれているかもしれません。「これはペースが速い」と手綱を抑えられた馬もまたしかり。このレースの結果で「先行馬、差し馬、追い込み馬」と呼ばれるこのレースを逃げられなかった馬、逃げなかった馬に、次のレースで乗る騎手が「今回は絶対逃げる」と思う可能性は低くはないはずです。

 種牡馬になったクロフネの最後のレースを見た事がある人は大勢いると思いますが、クロフネの引退レースとなったジャパンカップダートでは、クロフネはスタート直後はほぼ最後方、第2コーナーを過ぎても後方でしたが、向こう正面では中段、第3コーナーでは先行集団、第4コーナー過ぎには先頭に立って逃げていました。結果一着で引退しましたが、もしフェブラリーステークスに出走していた場合、脚質は何と書かれれば正解なのか私にはわかりません(たぶん差しになるんだと思いますが)。

 周りに馬がいるとダメだけど、一人で逃げれば強いという馬が先頭一人旅の時、後ろの騎手は、「誰かあの馬潰しに行けよ」「なんで、他馬を潰す為に自分の馬が犠牲にならなあかんねん」、「でもほっといたら逃げられてまうし、鈴をつけに行こうか」などなど馬の特徴やら他にも、そんなような騎手心理もあって、レースが進行し、レース結果を見た新聞を書く方が判断した結果が「競馬新聞での脚質」です。

 18頭の逃げ馬対決で一番後ろから行く事になった馬が、次走の競馬新聞で「追い込み馬」と書かれるか、深読みして「逃げ馬」と書かれているかはわかりません。実際レースになると競馬新聞で書いてある脚質で走ってくれない事はいつもの事です。複数戦を戦っている馬なら、最も実績を上げている脚質かもしれません。騎手を、レースを、そして馬をよく観察した記者さんが書いた記事である事を祈りましょう。

 上でも書きましたが、脚質はレースの流れを把握し、予想の精度を少しでも上げる為に使うものです。競馬に慣れてくればいつか競馬新聞を見た瞬間に、「なぜこの馬がこの脚質?」と思う事があると思います。そういう時に、「この馬は逃げる事が出来るはず。今回は逃げ馬のいないレースだしもしかすると逃げるかも。」というような、競馬新聞の脚質を見て判断した人を出し抜くおいしい配当の予想が出来るかもしれません。
関連記事
トラックバック
トラックバック送信先 :
コメント

競馬に関する当ブログ内記事目次

競馬新聞の見方 競馬場へ行こう♪
北海道へ行こう♪
youtube動画集
 Ⅰ.後の名馬の新馬戦…
 Ⅱ.名馬名レース集…
 Ⅲ.JRA 過去CM…
珍名馬色々

インスタグラム♪予想はここで

2018馬券成績

カテゴリ

リンク

The 岡田修平
プロカメラマン岡田修平さんのブログ
いつか私もこんな写真が撮りたい♪

悪い見本
お弟子さんと紡ぐ語り合う競馬
率直と毒舌が響きわたります♪

馬事総論
メジャーからマイナー事まで
まとめ方が上手く見やすい競馬情報板♪

競馬SevenDays
膨大なデータ量が果てしない
学べる事の多いブログです♪

ラップギア☆ブログ
上がり3ハロンラップに重きを置いて
レースの特徴から真実を導く♪

ひとときの駿感
食べ歩きときどき競馬予想
洞察鋭い文章がなるほどと思わせます♪

当ブログは
相互リンク募集はしておりません。

リンクについて

検索フォーム

カウンター



馬券過去成績

2016戦績

2015戦績
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。